カスタムGPT(GPTs)の作り方は?12月11日終了の日程・移行の手順と代わりの作り方

更新日:著者:AITECH編集局

監修:株式会社AITECH

AITECH編集局

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「カスタムGPT(GPTs)は、今から作れるのか」。OpenAIは、カスタムGPTの提供を2026年12月11日に終える予定だと公式のヘルプで案内しています。

先に答えると、個人のプランでは、すでに新しく作れません。同じ使い方は、ChatGPTのプラグインとプロジェクト、Geminiのスキル、Claudeのプロジェクトで作れます。この記事では、終了の日程、今あるGPTの移し方、代わりの機能の選び方と作り方が分かります。情報は各社の公式ページで2026年11月3日に確認しました。

この記事の結論

  • 終了:個人のプランは新規作成ができず、カスタムGPTは2026年12月11日に終了する予定。GeminiのGemも12月17日に削除される
  • 作った人:ChatGPTのプラグインに移せる。モデルの選択・アクション・共有の設定は移らない
  • これから作る人:ChatGPTのプロジェクトかプラグイン、Geminiのスキル、Claudeのプロジェクトから選ぶ
  • 作り方の中心は共通:指示文を書き、資料を入れ、10問で試して直す

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カスタムGPT(GPTs)とは:指示と資料を保存して、同じ使い方を繰り返せるChatGPT

机の上のノートパソコンとマウスの写真に「12月11日に終了予定」の文字

カスタムGPTとは、ChatGPTに指示と資料を保存し、決まった目的に使えるようにする機能です。毎回同じ説明を打ち込まなくても、保存した指示どおりに答えます。OpenAIの公式ページでは「GPT」とも呼んでいます。

カスタムGPTの作成画面では、次の4つを設定します。

設定する項目何をするか
指示AIの役割・答え方・してはいけないことを書く。すべての会話に使われる
知識AIが答えるときに読む資料のファイルを入れる(1つのGPTに20個まで)
機能ウェブ検索・画像の作成・データ分析などを使うかを選ぶ
アクションほかのサービスとつなぐ設定

OpenAIのヘルプは、ルールや話し方を「指示」に、答えの元の情報を「知識」に入れるよう勧めています(OpenAI ヘルプ「GPT の作成と編集」、2026年11月3日確認)。この考え方は、代わりの機能でもそのまま使えます。

カスタムGPTは、AIエージェントを作る方法のうち、チャットAIの機能だけで作る方法の1つです。作り方の全体は、AIエージェントの作り方【初心者・ノーコード】で解説しています。

カスタムGPTは2026年12月11日に終了する:今わかっている日程

カスタムGPTは、通常のプランでは2026年12月11日に使えなくなる予定です。個人のプラン(Free・Go・Plus・Pro)では、GPTの新規作成と公開がすでにできません。

日付起きること対象
現在GPTの新規作成と公開ができない。作ったGPTは使え、条件を満たせば編集もできる個人のプラン(Free・Go・Plus・Pro)
2026年10月26日GPTの新規作成が終了対象のEnterpriseのワークスペース
2026年12月11日GPTとGPTのページが使えなくなる(通常の終了日)すべてのプラン
2027年2月11日GPTが使えなくなる米国政府向けの環境と、延期が認められたワークスペース

終了後も、GPTとの過去の会話は読めます。なお、OpenAIの料金ページには、Plusの機能として今も「カスタム GPT」と書かれています。ただし、ヘルプでは個人のプランで新しく作れないと案内しています(OpenAI ヘルプ「Custom GPT retirement and migration FAQ」・ChatGPT 料金ページ、2026年11月3日確認)。

GeminiのGem(指示と資料を保存してGeminiを使う機能)も終わります。個人のGoogleアカウントでは「スキル」に移ります。

日付Gemに起きること
2026年11月17日Gemがスキルに移り、Gemは読み取りだけになる(個人のアカウント)
2026年12月17日GemがGeminiアプリから削除される
2027年3月Google Workspaceの会社向けのアカウントで移行
2027年6月Google Workspaceの教育機関向けのアカウントで移行

Gemは自動でスキルに作り直されます。ただし、音声・動画・古いOffice形式(.doc・.xls・.ppt)・圧縮ファイルは移りません。スキルに入れられるファイルは合計100MBまでです。移らないファイルは、2026年12月17日より前にGemからダウンロードできます(Gemini アプリ ヘルプ「Gem からスキルへの移行について」、2026年11月3日確認)。

ChatGPT・Geminiとも、指示と資料を保存する機能は「スキル」の形に移ります。GPTやGemを使っている人は、12月の終了日より前に、移した後の動きを試してください。

すでにGPTを作った人がすること:プラグインに移して試す

自分で作ったGPTは、ChatGPTの「プラグイン」に移せます。プラグインとは、ChatGPTで指示(スキル)・資料・ほかのサービスとのつなぎをまとめたものです。移行の手順は次のとおりです。

  1. 使っているGPTを書き出す自分が作ったものか、他人が作ったものかを分ける
  2. 直したいところを直す移るのは最新の公開版だけ。公開の範囲は自分だけでよい
  3. 「プラグインに移行」を選ぶ「マイGPT」で移したいGPTを選ぶ
  4. いつもの質問で試すいつもの質問と、難しい質問を1つ以上試す
  5. 使う人に共有し直す移した直後のプラグインは自分だけが使える

移行すると、元のGPTは読み取りだけになり、直せなくなります。直すところは、移行の前に直して公開してください。

GPTの中身移行後注意
指示プラグインの中のスキルになる移った指示を読み直す
知識のファイルプラグインの参照ファイルにコピーされるファイルが使われているかを試す
つないだアプリアプリとして入るアプリごとの接続の許可は別に要る
選んだモデル移らない—
アクション移らないほかのサービスとのつなぎは作り直しが要る
共有の設定移らない移行後は自分だけ。共有し直す

移行の選択肢が出ない理由は2つ考えられます。まだそのアカウントで使えないか、GPTを作ったのと違うアカウントで開いているかです。他人が作ったGPTを使っているだけの人は、自分で移行できません。作った人の案内を待ってください(OpenAI ヘルプ、2026年11月3日確認)。

これから作るなら4つの選択肢:ふだん使っているAIの機能で作る

これから作るなら、ふだん使っているAIの機能で作るのが一番早い方法です。指示と資料を保存できる代わりの機能は、次の4つです。

機能無料のプランで作れるかほかの人との共有
ChatGPTのプロジェクト指示と資料を1か所にまとめる作れる無料のプランから共有できる(5人まで)
ChatGPTのプラグインスキル・資料・アプリをまとめる作れない(Go以上)同じ会社のワークスペースの中で共有
Geminiのスキル何度も使う指示を保存する作成の条件に有料プランの記載なし今後数週間で共有できるようにする予定
Claudeのプロジェクト指示と資料を1か所にまとめる作れる(5つまで)Team・Enterpriseのプランだけ

出典:ChatGPT「Projects in ChatGPT」・ChatGPT 料金ページ・Gemini アプリ ヘルプ・Claude ヘルプセンター(2026年11月3日確認)

スキルとは、何度も使う指示と手順を保存したものです。ChatGPT・Gemini・Claudeの3社とも、この名前の機能を持っています。カスタムGPTに一番近いのは、ChatGPTならプラグイン、GeminiならGemから移るスキルです。

代わりの機能を選ぶ前に確かめる4点

  • 使うAI:ふだん使っているAIと同じ会社の機能を選ぶ(契約を増やさずに済む)
  • 資料:入れたい資料の種類と量が、その機能の上限に収まる
  • 共有:ほかの人にも使ってもらうなら、共有できるプランか確かめる
  • 情報:入れる資料に、顧客の個人情報や社外秘の情報が入っていない

どのAIでも共通の作り方5ステップ:指示文・資料・10問の試験

紙に書き込む手の写真に「10問で試して直す」の文字

どの機能で作っても、作り方の中心は「指示文を書く・資料を入れる・10問で試して直す」の3つです。次の5ステップで進めます。

  1. 任せる作業を1つ決める例:問い合わせへの返信の下書き
  2. 指示文を書く役割・守ること・答え方の形・資料にないときの答え方
  3. 資料を用意する答えの元になるFAQや料金表を入れる
  4. 10問で試す期待する答えを先に書いてから試す
  5. 直して共有する間違えた答えに合わせて指示文と資料を直す

指示文に書く4つ

指示文とは、AIに役割・守ること・答え方を伝える文章です。次の4つを、1項目1行で書きます。

役割:あなたは、当社の問い合わせに返信の下書きを作る担当です。
守ること:資料のFAQと料金表に書かれている内容だけで答えます。
答え方の形:「結論の1文」「理由」「次にお客様がすること」の順で、300字以内で書きます。
資料にないとき:「担当者から改めてご連絡します」と書き、推測で答えません。

資料の選び方

ルールや話し方は指示文に書き、答えの元になる情報は資料に入れます。OpenAIのヘルプは、レイアウトの複雑なファイルより、文字が中心のファイルを勧めています。

資料を入れるだけでは、使える答えにならないこともあります。COACH AIの受講生が、購入した資料をAIに読ませ、サービスの説明資料を作らせた例があります。本人の評価は「丸投げしたので微妙」でした。自分の事例や強みなど、自分にしかない情報を資料と指示文に足してから直す前提で作ります。

10問で試す

試す前に、質問と「期待する答え」を10問分書きます。結果が違った質問は、指示文か資料のどちらを直すかを決めて直し、同じ10問で試し直します。

質問の例期待する答え違ったときに直す場所
料金はいくらですか料金表の金額をそのまま書く資料(料金表が入っているか)
土日も対応していますかFAQの営業日を書く資料(FAQの書き方)
他社より安くできますか「担当者から改めてご連絡します」と書く指示文(資料にないときの答え方)

ChatGPTで作る:プロジェクトとプラグイン

ChatGPTの公式サイトのトップ画面
出典:ChatGPT 公式サイト(https://chatgpt.com/ja-JP/・2026年11月3日撮影)
使える場所ウェブ・パソコンのアプリ・スマートフォンのアプリ
プロジェクト無料のプランから使える。資料は無料5個・Plus/Go 25個・Pro 40個まで(共有したプロジェクトの場合)
プラグインの作成Go・Plus・Pro(料金ページの表で無料版は対象外)
料金(個人)無料版0円、Go月1,400円、Plus月3,000円、Pro月16,800円から

ChatGPTには、指示と資料を保存する方法が2つあります。手軽なのはプロジェクト(チャット・資料・指示を1か所にまとめる機能)で、プロジェクトの中のチャットだけに指示が効きます。カスタムGPTのように「呼び出して使う」形にしたいときは、プラグインを作ります。

  1. Plugin Creatorを入れるサイドバーの「プラグイン」の一覧から入れる
  2. 作りたいものを伝えるチャットで「@plugin-creator」と書き、日本語で説明する
  3. 試す10問で試し、違った答えを伝えて直す
  4. 「@」で呼び出す使うときはプラグインの名前を「@」で指定する

無料のプランで試すなら、プロジェクトで作ります。カスタムGPTのように呼び出して使うなら、Go以上のプランでプラグインを作ります。プロジェクトは無料のプランでも5人まで共有できます。

出典:OpenAI ヘルプ「Plugins in ChatGPT」・「Projects in ChatGPT」・ChatGPT 料金ページ(2026年11月3日確認。料金ページに税の表記はありません)

Geminiのスキルで作る

Geminiの公式サイトのトップ画面
出典:Gemini 公式サイト(https://gemini.google/jp/・2026年11月3日撮影)
使える場所gemini.google.comのウェブ・スマートフォンのアプリ・MacのGeminiアプリ
作る条件18歳以上、個人のGoogleアカウントでログイン、「アクティビティの保存」がオン
資料ファイルは合計100MBまで
料金(個人)無料0円、Google AI Plus月725円、Google AI Pro月2,900円、Google AI Ultra月14,500円から

Geminiのスキルは、何度も使う指示を保存し、どのチャットからでも呼び出せる機能です。Geminiが内容に合うスキルを自動で選ぶこともあり、1つのチャットで複数のスキルを組み合わせられます。

  1. 「カスタマイズ」を開くgemini.google.comのサイドバーから開き、上の「スキル」を選ぶ
  2. 作り方を選ぶGeminiに手伝ってもらう・テンプレート・ファイルのアップロードから選ぶ
  3. 指示と資料を入れて保存する指示文と資料のファイルを入れる
  4. 「/」で呼び出すチャットで「/」を入力してスキルを選ぶ(今後「@」に変わる予定)

Gemを使っていた人は、11月17日に自動でスキルに移ります。スキルは、まだほかの人と共有できません。人に使ってもらう用途は、共有できるようになるまで、ほかの機能で作ってください。

出典:Gemini アプリ ヘルプ「Gemini アプリ向けのスキルを作成して管理する」・Gemini 料金ページ(2026年11月3日確認)

Claudeのプロジェクトで作る

使える場所ウェブ・パソコンのアプリ・スマートフォンのアプリ
作れる数無料のプランは5つまで。有料のプラン(Pro・Max・Ultra)は上限の記載なし
共有Team・Enterpriseのプランだけ
料金(個人)Free 0ドル、Pro月20ドル(年払いなら月17ドル)、Max月100ドル、Ultra月200ドル(税別)

Claudeのプロジェクトは、プロジェクトごとに指示と資料を持ち、その中でチャットする機能です。プロジェクトの指示で、答え方の調子や、どの立場で答えるかを決められます。

  1. プロジェクトを作るサイドバーの「プロジェクト」から作る
  2. プロジェクトの指示を書く指示文の4つを書く
  3. 資料を入れるFAQや料金表をプロジェクトの資料に入れる
  4. プロジェクトの中で話す新しいチャットをプロジェクトの中で始める

Claudeにも「スキル」がありますが、自分で作るにはファイルの書き方の決まりに沿ったファイルを用意する必要があります。初めて作る人は、プロジェクトから始めてください。

Claudeのプロジェクトは無料のプランで5つまで作れるため、1つ目の試作に向いています。依頼主の社内で共有するには、Team以上のプランが要ります。

出典:Claude ヘルプセンター「プロジェクトとは何ですか?」・「Use skills in Claude」・Claude 料金ページ(2026年11月3日確認)

仕事にする:依頼主の業務に合わせた「専用のAI」を作って納める

握手する2人の手の写真に「依頼主専用のAIを作る」の文字

指示文・資料・10問の試験で専用のAIを作れるようになると、依頼主の業務に合わせて作って納める仕事につなげられます。仕事の形は3つあります。

仕事の形何をするか使う機能の例
AIコンサル依頼主の業務を聞き取り、AIに任せる作業を1つ決める機能を問わない
AI受託依頼主のアカウントの中で専用のAIを作り、10問で試してから渡すChatGPTのプラグイン・プロジェクト、Claudeのプロジェクト
AI顧問毎月、同じ10問と新しい質問で試し、指示文と資料を直す作った機能をそのまま使う

依頼主の社内で共有するには、プランの条件があります。ChatGPTのプラグインはBusiness以上、ClaudeのプロジェクトはTeam以上が必要です。ChatGPTのプロジェクトは無料のプランでも5人まで共有できます。Geminiのスキルは、共有の機能が出るのを待つ必要があります。

他人が作った指示文や資料を使うときは、利用の条件を先に確かめます。COACH AIの受講生の間でも、「再配布禁止」と書かれた指示文の資料をどう使うかで迷った例がありました。依頼主に納めるAIには、自分で書いた指示文と、依頼主から預かった資料だけを入れるのが安全です。

COACH AIとは:AI受託・AIコンサル・AI顧問を立ち上げるスクール

COACH AIは、完全未経験・非エンジニアでも、ノーコードでAI受託・AIコンサル・AI顧問などのAI事業を立ち上げられるよう、専属コーチがマンツーマンで伴走するスクールです。運営は株式会社AITECHです。講座はすべてオンラインのため、教室に通って対面で学びたい方には向きません。詳しくはCOACH AIのページをご覧ください。

まとめ:GPTは終わるが、作り方は変わらない

最初にやることは、ふだん使っているAIの機能を1つ選び、任せる作業を1つ決めることです。

  • カスタムGPTは、個人のプランでは新しく作れず、2026年12月11日に終了する予定です。GeminiのGemも12月17日に削除されます。
  • すでに作ったGPTは、ChatGPTのプラグインに移せます。モデルの選択・アクション・共有の設定は移りません。
  • これから作るなら、ChatGPTのプロジェクトかプラグイン、Geminiのスキル、Claudeのプロジェクトから選びます。
  • どの機能でも、指示文を書き、資料を入れ、10問で試して直す、の順で作ります。

よくある質問

無料で作れますか?

作れます。ChatGPTのプロジェクトとClaudeのプロジェクトは無料のプランで作れます。Geminiのスキルも、作る条件に有料のプランは含まれていません。ChatGPTのプラグインの作成は、料金ページの表ではGo以上が対象です(2026年11月3日確認)。

スマートフォンで作れますか?

カスタムGPTは、もともとウェブでしか作れませんでした。Geminiのスキルはスマートフォンのアプリでも使えます。ChatGPTのプラグインは、ウェブ・パソコン・スマートフォンのサイドバーから一覧を開けます。

12月11日を過ぎると、GPTとの過去の会話は消えますか?

消えません。OpenAIのヘルプは、カスタムGPTとの過去の会話は終了後も読めると案内しています。

顧客の情報を入れてもよいですか?

個人のプランでは、入れる前に学習に使わない設定を確認してください。ChatGPTの料金ページでは、個人のプランはどれも「学習への利用を拒否可能」とされています。設定を変えないと、会話がAIのモデルの改善に使われることがあります。依頼主の顧客の情報は、依頼主が契約した会社向けのプランの中で扱います。

ChatGPTの「dots」とは違うのですか?

違います。dotsは、クラウドで常に動き、調べもの・資料の準備などを人の代わりに進めるAIエージェントです。Pro・Business Premium・Enterpriseのプランに順次公開されています。決まった指示と資料で同じ作業を繰り返すなら、この記事のプロジェクトやプラグインで足ります(OpenAI「dots」、2026年11月3日確認)。

この記事の監修者

株式会社AITECH

AITECH編集局

AIエージェントの構築・業務自動化の支援、法人向けAI研修、AIコンサルタント養成スクール「COACH AI」の運営を行う株式会社AITECHの編集局。

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