Claudeの種類と料金プラン・モデル Claude Codeを動かす場所と運用構成を自分で選べる解説【2026年11月】
更新日:著者:AITECH編集局

監修:株式会社AITECH CEO
監修:株式会社AITECH
Claudeは、チャット・Claude Code・APIのどれを、どのプランで使い、Claude Codeはどこで動かせばよいのでしょうか。2026年11月5日時点で、Claudeの個人向けのプランは無料を含めて4つ、最新のモデルも4つあります。
先に答えると、個人ならPro・Max・Ultra、チームならTeam、自社のシステムに組み込むならAPIです。Claude Codeは、自分のPC・Anthropicのクラウド・自社で用意したサーバーのどこで動かすかで、止まりにくさと安全性が変わります。
この記事では、Claudeのプランとモデル、Claude Codeを動かす場所と運用構成を、公式の条件をもとに自分で選べるようになります。内容は2026年11月5日にAnthropicとAWSの公式ページで確認しました。この記事は、AI事業の立ち上げを学ぶスクール「COACH AI」を運営する株式会社AITECHが書いています。
この記事の結論
- Claudeの種類:使い方はチャット・Claude Code・Claude APIの3つで、料金の払い方が違う
- 料金プラン:Claude CodeはPro(月22ドル・税込)以上。MaxとUltraの利用枠はProの5倍・10倍
- モデル:最新は4つ。迷ったら公式が出発点とするOpus 5.5を選ぶ
- 動かす場所:自分のPC・Anthropicのクラウド・自社のサーバーの3つ。PCを閉じても動くのは後の2つ
- 常時稼働:確認なしの実行は隔離した環境だけ。権限・鍵・承認の手順を公式の説明書に沿って決める
Claude Codeを業務に使い、AI受託・AIコンサル・AI顧問の事業にする方法を、専属コーチとマンツーマンで学べます
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Claudeの種類
Claudeとは、Anthropic社が提供するAIの総称で、使い方はチャット・Claude Code・Claude APIの3つに分かれます。
3つは、使う人と料金の条件が違います。チャットとClaude Codeは月額のプランで使い、Claude APIは使った量だけ払います。Claude Codeは、APIの従量課金でも使えます。
チャットで使うClaude
チャットのClaudeは、Webのclaude.ai、パソコンのアプリ、スマホのアプリで使えます。公式の料金ページによると、無料プランでも、Webの検索、ファイルの作成、コードの実行、スライドや文書の作成(Claude Design・Slides・Docs)を使えます。

開発を任せるClaude Code
Claude Codeとは、指示を受けて、ファイルを読み、コードを書き、コマンドの実行まで進めるAIコーディングエージェントです。ターミナル(文字で操作する画面)、VS Code・JetBrainsなどのエディタ、パソコンのアプリ、Webで使えます。公式の料金ページでは、Claude Codeは無料プランの対象外で、Pro以上のプランに含まれます。
始め方と頼み方はClaude Codeの使い方の記事にあります。似たツールはCodexの使い方とOpenCodeとはの記事にあります。
自社のシステムに組み込むClaude API
APIとは、ほかのソフトからAIモデルを呼び出す仕組みです。Claude APIは、自社のサービスや業務システムにClaudeを組み込むときに使い、使ったトークンの量だけ料金がかかります。トークンとは、AIが文章を読み書きするときの単位です。
Claude APIには、エージェントを組み込むための仕組みとして、Agent SDKとManaged Agentsもあります。
| 仕組み | できることと料金 |
|---|---|
| Claude API | 自社のシステムからモデルを呼び出す。料金は使ったトークンの量 |
| Agent SDK | Claude Codeと同じ道具と処理の流れを、自社のプログラムに組み込む。APIキーで認証し、料金はAPIの利用料 |
| Managed Agents | エージェントをAnthropicのクラウドで動かす。料金はトークンの料金+動いている時間1時間あたり0.08ドル |
料金の数え方はAIのトークンとはの記事にあります。
出典はClaudeの料金ページ、Claude Code「Overview」、Claude Code「Agent SDK overview」です(2026年11月5日確認)。
Claudeの料金プラン
Claudeの個人向けのプランはFree・Pro・Max・Ultraの4つで、Claude Codeを使えるのはPro以上です。
次の表は、Claudeの公式の料金ページに載っているプランの月額です(2026年11月5日時点)。日本から見た料金ページは消費税10%込みの金額で、注記に「Prices include 10% JCT」とあります。税別の金額は、同じページの税を含まない表示(注記「Prices shown don’t include applicable tax.」)の金額です。
| プラン | 月額(税込・日本からの表示) | 月額(税別) |
|---|---|---|
| Free | 0ドル | 0ドル |
| Pro | 22ドル(年払いは年220ドル) | 20ドル(年払いは年200ドル) |
| Max | 110ドル | 100ドル |
| Ultra | 220ドル | 200ドル |
| Teamの標準の席 | 1人27.50ドル(年払いは月22ドル) | 1人25ドル(年払いは月20ドル) |
| TeamのPremiumの席 | 1人137.50ドル(年払いは月110ドル) | 1人125ドル(年払いは月100ドル) |
| Enterprise | 1人20ドル+利用料(年契約・20人から) | 1人20ドル+利用料(同じ表示) |
以下、この記事の月額は税込(日本からの表示)です。プランごとの利用枠と主な特徴は次のとおりです。
| プラン | 利用枠と主な特徴 |
|---|---|
| Free | 5時間ごと・週ごとに限られた量。Claude Codeは対象外 |
| Pro | Claude Codeを含む。Fableは追加の利用クレジットで使う |
| Max | 利用枠はProの5倍。APIのクレジットが月100ドル付く |
| Ultra | 週の利用枠はProの10倍。5時間ごとの上限なし(本人確認済みのアカウント)。APIのクレジットが月200ドル付く |
| Team(2〜150人) | Claude Codeを含む。既定で学習に使わない。Premiumの席の利用枠は標準の席の5倍 |
| Enterprise | 利用料はAPIの単価で計算。監査ログ・IPアドレスの制限など |
利用枠は、5時間ごとと週ごとの2つの上限で決まります。上限に届く速さは、使うモデル、会話の長さ、ファイルの大きさで変わります。公式の料金ページでは、Proは日常の作業向け、Maxは1日中使う人向け、Ultraは最も長い作業向けとされています。
プランとAPIの違い
プランは月額の定額で、決まった利用枠の中で使います。APIは定額がなく、使ったトークンの量だけ払います。Claude CodeをAPIキーで使う場合は、プランの利用枠ではなく、APIの料金がかかります。
MaxとUltraには、APIで使えるクレジットが毎月付きます(Max 100ドル・Ultra 200ドル)。Teamは、組織で合わせて月500ドルまでです。ほかの生成AIのプランとの比較は生成AI比較表の記事にあります。
プランごとのデータの扱い
入力した内容を学習に使うかどうかと保存期間は、個人向けのプランと法人向けの契約で違います。
| 契約 | 学習への利用 | 保存期間 |
|---|---|---|
| 個人向け(Free・Pro・Max・Ultra) | 利用者が選ぶ | 許可した場合は5年、許可しない場合は30日 |
| 法人向け(Team・Enterprise・API) | 既定で使わない | 標準は30日 |
顧客の情報を扱う業務は、法人向けの契約にすると、既定で学習に使われない条件で使えます。
出典はClaudeの料金ページとClaude Code「Data usage」です(2026年11月5日確認)。料金とプランは変わることがあります。
Claudeのモデルの種類
2026年11月5日時点のClaudeの最新のモデルはFable 5.1・Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5の4つで、迷ったときの出発点はOpus 5.5です。
次の表は、Anthropicの公式のモデルの一覧に載っている最新の4つです。料金は、APIで100万トークンあたりの金額です(2026年11月5日時点)。APIの単価は、料金ページの税込の表示と税別の表示で同じ金額です。
| モデル | 公式の説明 | APIの料金(100万トークンあたり) |
|---|---|---|
| Fable 5.1 | 難しい推論と長時間のエージェントの作業向け | 入力10ドル・出力50ドル |
| Opus 5.5 | 長時間のAIコーディングと知的作業向け | 入力4ドル・出力20ドル |
| Sonnet 5.5 | 速さと性能のバランスが最もよい | 入力2ドル・出力10ドル |
| Haiku 5.5 | 分類・抽出など、量が多く速さが要る作業向け | 入力0.10ドルから・出力0.50ドルから |
4つとも、AIが一度に読める量(コンテキストウィンドウ)は100万トークン、AIが1回の応答で書ける量は12.8万トークンです。公式の説明書は、迷ったらOpus 5.5から始め、難しい推論や長時間の作業で足りないときにFable 5.1を使うよう勧めています。
プランで使えるモデルも違います。FreeはSonnetとHaikuだけで、OpusはPro以上で使えます。FableはProでは追加の利用クレジットで使い、MaxとUltraでは週の上限の半分まで含まれます。
直近3か月のモデルの発表
| 発表日 | モデル | 公式の発表の要点 |
|---|---|---|
| 2026年9月22日 | Opus 5.5 | AIコーディングと知的作業で最も高い水準。一般的な作業ではOpus 5より実行の費用が40%少ない |
| 2026年9月28日 | Sonnet 5.5 | Sonnet 5より30%以上速く、多くの作業で費用が最大30%少ない |
| 2026年10月7日 | Haiku 5.5 | 最も速く高性能な小型のモデル。要約・サブエージェント・ブラウザの操作など量の多い作業向け |
作業ごとのモデルの選び方
| 作業 | モデル | 理由 |
|---|---|---|
| 設計・長い開発・納品物の作成 | Opus 5.5 | 公式が勧める出発点 |
| Opusで足りない難しい推論・長時間の作業 | Fable 5.1 | 最も高度。出力の単価はOpusの2.5倍 |
| 日常の文章作成・調べもの | Sonnet 5.5 | 速さと性能のバランス |
| 大量の仕分け・要約 | Haiku 5.5 | 出力の単価はOpusの40分の1から |
最初はOpus 5.5で作業し、量の多い仕分けや要約だけをHaiku 5.5に移すと、その作業の出力の単価は40分の1からになります。
出典はClaude「Models overview」、Anthropic「Newsroom」、Claudeの料金ページです(2026年11月5日確認)。
Claude Codeを動かす場所
Claude Codeを動かす場所は、自分のPC、Anthropicのクラウド、自社で用意したサーバーの3つに分かれ、PCを閉じても動くのは後の2つです。
3つの違いは、コードが実行され、ファイルが置かれる場所です。スマホやチャットから操作する方法も、どこで実行されるかで、この3つのどれかに入ります。次の表は、Claude Codeの公式の説明書に載っている動かし方です(2026年11月5日時点)。
| 動かし方 | 実行される場所 | 使えるプラン・認証 | PCを閉じたとき |
|---|---|---|---|
| ターミナル・アプリ・エディタ | 自分のPC | Pro以上のプランかAPIキー | 止まる |
| Remote Control | 自分のPC | Pro・Max・Ultra・Team・Enterprise(APIキーは不可) | 止まる |
| Channels(研究プレビュー) | Claude Codeを起動したPC・サーバー | claude.aiのログインかAPIキー | 起動したPC・サーバーしだい |
| クラウドセッション | Anthropicのクラウド | Pro・Max・Ultra・Team・Enterpriseの一部の席 | 続く |
| 定期実行のタスク(研究プレビュー) | Anthropicのクラウド | Pro・Max・Ultra・Team・Enterprise | 続く |
| Slackの@Claude | Anthropicのクラウド | Pro・Max・Ultra | 続く |
| GitHub Actions | GitHubのサーバー | APIキーかプランのトークン | 続く |
| 自社の仮想サーバー | 自社のクラウド | プランかAPIキー | 続く |
| Agent SDK | 自社のシステム | APIキー | 続く |
自分のPCで動かす方法
自分のPCで動かすと、手元のファイル・ツール・設定をそのまま使えます。PCがスリープしたり電源が切れたりすると、作業は止まります。
Remote Controlは、自分のPCで動いているClaude Codeを、スマホのClaudeアプリやWebのclaude.ai/codeから操作する機能です。公式の説明書によると、PCは外向きの通信だけを行い、外から接続するための入口(受信のポート)を開けません。PCがスリープから復帰すると、自動で再接続します。
Channelsは、Discord・Telegram・iMessageなどのチャットから、動いているClaude Codeに指示を送る機能です。2026年11月5日時点で研究プレビュー(試験提供)で、メッセージが届くのはClaude Codeを起動している間だけです。公式のChannelsは、許可リストに登録した送信者のメッセージだけを受け取り、それ以外は無視します。
公式の説明書によると、承認の中継に対応したチャットでは、返信できる人がClaude Codeの操作を承認・拒否できます。許可リストには、操作の承認を任せられる人だけを入れてください。
Anthropicのクラウドで動かす方法
クラウドセッションとは、Claude CodeをAnthropicが管理する仮想マシン(クラウド上の仮想のパソコン)で動かす方法です。Webのclaude.ai/code、スマホのアプリ、パソコンのアプリ、ターミナルから始められ、PCを閉じても作業が続きます。
公式の説明書によると、クラウドセッションは1件ずつ分離された仮想マシンで動き、GitHubの認証情報は仮想マシンの中に入りません。仮想マシンの別料金はなく、プランの利用枠から使います。しばらく操作がないと止まり、仮想マシンは回収されます。
決まった時刻やGitHubの出来事をきっかけに、クラウドで作業を自動で動かす定期実行のタスク(旧称Routines)もあります。Slackで@Claudeに頼んだときも、クラウドセッションが始まります。SlackのこのしくみはPro・Max・Ultraの個人のアカウント向けです。Team・Enterpriseの新しいワークスペースでは、Claude Tagという別の連携を使います。
PCを閉じても動かしたい作業のうち、手元のファイルが要らないものは、まずクラウドセッションで試すと、サーバーを用意せずに始められます。
自社で用意したサーバーで動かす方法
自社で用意したサーバーで動かす方法は、クラウドの仮想サーバーでClaude Codeを常に動かす方法、GitHub Actionsで動かす方法、Agent SDKで自社のシステムに組み込む方法の3つです。社内のシステムや自社のファイルにつなげられる一方、安全の設定とサーバーの管理は自社で行います。
GitHub Actionsとは、GitHubでコードの変更などをきっかけに作業を自動で動かす仕組みです。Claude CodeのGitHub Actionsは、APIキーかプランのトークンで動き、費用はGitHub Actionsの利用時間とAIの利用料の2つです。自分でサーバーを管理するときの考え方は、n8nのセルフホストとはの記事にもあります。
出典はClaude Code「Remote Control」、Claude Code「Channels」、Claude Code「Use Claude Code in the cloud」、Claude Code「Scheduled tasks」、Claude Code「Claude Code in Slack」、Claude Code「GitHub Actions」です(2026年11月5日確認)。
Claude Codeの運用構成の選び方
Claude Codeの運用構成は、PCを閉じても動かす必要があるかと、手元の環境が要るかの2つで決まります。
PCを閉じても動かす必要がなければ、自分のPCで動かし、外出先からはRemote Controlで操作します。PCを閉じても動かすなら、手元の環境が要らない作業はクラウドセッション、社内のシステムや自社のファイルが要る作業は自社で用意したサーバーで動かします。
承認モードと隔離の方法
承認モードとは、Claude Codeが操作の前に人の確認を求めるかどうかを決める設定です。次の表は、公式の説明書に載っている6つのモードです。
| モード | 確認なしで進む操作 | 公式が示す向いている場面 |
|---|---|---|
| Manual(default) | 読み取りだけ | 操作を1つずつ確認したい作業 |
| acceptEdits | 読み取り・ファイルの編集・よく使うファイル操作 | 確認しながら進める開発 |
| plan | 読み取り(autoが使える場合は判定を通った命令も) | 変更の前の調査 |
| auto | すべて(実行の前に安全の判定がかかる) | 長い作業・確認の回数を減らしたいとき |
| dontAsk | 作業フォルダの読み取りと、事前に許可した操作だけ(ほかは拒否) | 決まった作業だけの自動実行(CI・スクリプト) |
| bypassPermissions | すべて | 隔離したコンテナ・仮想マシンだけ |
公式の説明書は、bypassPermissionsについて「インターネットに接続していないコンテナ、仮想マシン、開発用コンテナなど、Claude Codeがホストのシステムを傷つけられない隔離した環境でだけ使う」よう警告しています(原文:Only use this mode in isolated environments like containers, VMs, or dev containers without internet access, where Claude Code cannot damage your host system.)。確認なしのモードを、インターネットにつながったサーバーで常に使う運用は、この警告の条件から外れます。
autoモードも、公式の説明書では「確認の回数を減らすが、安全を保証しない」とされています。拒否のルール(deny)は、bypassPermissionsを含むすべてのモードで効くため、秘密のファイルや本番への操作はこのルールで止めておきます。
隔離の方法として、公式の説明書は、命令ごとのサンドボックス、Claude Code全体を囲う仕組み、コンテナ、仮想マシン、クラウドセッションを比べています。どの方法でも、外への通信を許すと、AIが読めるデータは外に漏れうると書かれています。
費用の比べ方
Claude Codeを動かす費用は、プランの月額、APIの利用料、サーバー代の3つの組み合わせです。
| 動かす場所 | かかる費用 |
|---|---|
| 自分のPC | プランの月額かAPIの利用料 |
| クラウドセッション | プランの月額(仮想マシンの別料金なし) |
| GitHub Actions | GitHub Actionsの利用時間+APIの利用料かプランの利用枠 |
| 自社の仮想サーバー | プランの月額かAPIの利用料+サーバー代 |
サーバー代の例として、AWSの東京リージョンの仮想サーバー(EC2)のt4g.large(2vCPU・メモリ8GiB)は、Linuxのオンデマンドで1時間0.0864ドルです。1か月730時間動かすと約63ドルで、ディスク・通信量・税は別にかかります(AWSの価格データ・2026年11月5日確認)。
止まりにくさの比べ方
| 動かす場所 | 止まる主な原因 |
|---|---|
| 自分のPC | スリープ・電源・ネットワークの切断。Remote Controlは復帰後に再接続するが、Claude Codeの処理を終了すると操作できない |
| クラウドセッション | しばらく操作がないと止まり、仮想マシンが回収される |
| 自社の仮想サーバー | サーバーの障害・ログインの期限切れ。監視と再起動は自社で行う |
認証と利用規約の確認
Claude Codeの認証は、主にclaude.aiのアカウントでのログインと、APIキーの2つです。Free・Pro・Max・Ultraには個人向けの規約(Consumer Terms)、Team・Enterprise・APIには商用の規約(Commercial Terms)が適用されます。公式の文書には、次の記載があります(2026年11月5日確認)。
| 文書 | 原文と訳 |
|---|---|
| Claude Code「Legal and compliance」 | Advertised usage limits for Pro, Max, and Ultra plans assume ordinary, individual usage of Claude Code and the Agent SDK. (訳:Pro・Max・Ultraのプランで案内している利用枠は、Claude CodeとAgent SDKの通常の個人での利用を前提としています。) |
| Claude Code「Legal and compliance」 | Developers building products or services that interact with Claude's capabilities, including those using the Agent SDK, should use API key authentication through Claude Console or a supported cloud provider. Anthropic does not permit third-party developers to offer Claude.ai login into their own applications, or to route requests through Free, Pro, Max, or Ultra plan credentials on behalf of their users. (訳:Agent SDKを使うものを含め、Claudeの機能とやり取りする製品やサービスを開発する開発者は、Claude Consoleか対応するクラウド事業者を通じたAPIキーの認証を使うべきです。Anthropicは、サードパーティの開発者が、自身のアプリケーションにClaude.aiのログインを組み込んで提供すること、または自身の利用者に代わってFree・Pro・Max・Ultraのプランの認証情報を通じてリクエストを送ることを許可していません。) |
| 個人向けの規約(Consumer Terms・2025年10月8日発効)「3. Use of our Services」 | You may not access or use, or help another person to access or use, our Services in the following ways: (…) Except when you are accessing our Services via an Anthropic API Key or where we otherwise explicitly permit it, to access the Services through automated or non-human means, whether through a bot, script, or otherwise. (訳:あなたは、次の方法で当社のサービスにアクセスまたは利用してはならず、他者がアクセスまたは利用するのを助けてもなりません:(中略)AnthropicのAPIキーを通じて当社のサービスにアクセスする場合、または当社が別途明示的に許可する場合を除き、ボット、スクリプトその他によるかを問わず、自動化された手段または人以外の手段によってサービスにアクセスすること。) |
他人向けの製品やサービスを開発する場合、Free・Pro・Max・Ultraのプランの認証情報を通じて利用者のリクエストを送ることは、Anthropicが許可していません。自分の使い方に合う認証の方法は、公式の説明書が営業窓口への問い合わせを案内しています。
常に動かす構成を作る前に、承認モード・隔離の方法・認証の種類を公式の説明書で確かめておくと、後から構成を作り直す手間を減らせます。
出典はClaude Code「Permission modes」、Claude Code「Choose a sandbox environment」、Claude Code「Legal and compliance」、Anthropic「Consumer Terms of Service」、Amazon EC2 オンデマンド料金です(2026年11月5日確認)。
Claude Codeを常時稼働させるよくある構成例
Claude Codeを常時稼働させるよくある構成は、クラウドの仮想サーバーでClaude Codeを動かし続け、Discordなどのチャットから指示を送る形です。
仮想サーバーとチャットを組み合わせた構成
- チャットで指示を送るDiscordなどのチャットに、作業の依頼を書き込みます
- 受信の仕組みがClaude Codeに渡す公式のChannelsか自作のプログラムが、メッセージを受け取ります
- 仮想サーバーのClaude Codeが作業する常に動いているClaude Codeが、ファイルの編集や調査を進めます
- 結果をチャットとgitに残すチャットへの返信と、ファイルの変更の履歴を残します
- 公開・送信の前に人が承認する本番への反映と社外への送信は、人が確認してから行います
gitとは、ファイルの変更の履歴を残し、前の状態に戻せるようにする仕組みです。作業の記録をgitに残すと、AIがいつ何を変えたかを後から確かめられます。
常時稼働の構成の長所
クラウドの仮想サーバーで常に動かす構成の長所
- 稼働:PCを閉じても、夜間や外出中も作業が続く
- 窓口:スマホのチャットから指示を送れる
- 記録:作業の内容がチャットとgitの履歴に残る
- 環境:社内のシステムや自社のファイルにつなげられる
常時稼働の構成の短所と改善
短所は、Claude Codeに広い権限を持たせたまま、インターネットにつながった場所で動かし続けやすいことです。次の表は、この構成でよくある状態と、AnthropicとAWSの公式の説明書に沿った改善です。
| 項目 | よくある状態 | 公式の説明書に沿った改善 |
|---|---|---|
| 承認モード | 確認なしのモードで常に動かす | autoモードか、許可した操作だけのdontAskにする。拒否のルールで秘密のファイルと本番の操作を止める |
| 隔離 | サーバーの中のすべてのファイルと通信先に届く | サンドボックスやコンテナで、読み書きできる場所と通信先を絞る |
| クラウドの権限 | 管理者に近い権限の鍵をサーバーに置く | IAMロールで、必要な操作だけを許す一時的な認証情報にする |
| 鍵の保管 | APIキーやトークンを平文のファイルに書く | AWS Secrets Managerなど、秘密情報の管理サービスに置く |
| サーバーへの接続 | SSHの受信ポートを開けて接続する | Session Managerで、受信ポートを開けずに接続し、操作の記録を残す |
| チャットの受信 | 自作のプログラムで受け取る | 送信者の許可リストがある公式のChannelsを使う |
| 承認の手順 | 本番への反映や社外への送信もAIが進める | 反映・送信の前に、人の確認を求めるルールを入れる |
| 認証 | 個人のプランのログインで、業務を自動で処理する | 規約の原文を確認し、Team・EnterpriseかAPIキーを検討する |
IAMとは、AWSで誰が何を操作できるかを決める権限の管理の仕組みです。AWSの公式の説明書は、仮想サーバーのプログラムにはIAMロールで一時的な認証情報を渡し、必要なAPIだけを許す最小の権限にするよう勧めています。Session Managerは、受信のポートを開けず、踏み台のサーバーやSSHの鍵を管理せずに接続できる機能です。
確認なしの実行をやめ、鍵をサーバーのファイルから外すと、AIが誤った操作や仕込まれた指示に従ったときの被害の範囲を小さくできます。
AIが読み込んだ文書に仕込まれた指示で動かされる攻撃(プロンプトインジェクション)の対策と、事故のときの初動は、AI駆動開発のセキュリティの記事にあります。出典はAWS「AWS Systems Manager Session Manager」、AWS「IAM roles for Amazon EC2」、AWS「Security best practices in IAM」、AWS「What is AWS Secrets Manager?」、Claude Code「Channels」です(2026年11月5日確認)。
AI受託で顧客に提案するClaudeの構成
AI受託・AIコンサルでは、顧客の人数と用途に合わせて、Claudeのプランと、Claude Codeを動かす場所を組み合わせて提案します。
| 顧客 | 提案する構成 | 理由 |
|---|---|---|
| 1人・少人数で使う | Pro・Max+自分のPC(外出先はRemote Control) | 受信の入口を開けず、手元のファイルを使える |
| チームで使う | Team+クラウドセッション | 既定で学習に使わない。分離された仮想マシンで動く |
| 自社のサービスに組み込む | API+Agent SDK | 公式が開発者にAPIキーでの認証を求めている |
提案書には、使うプラン、Claude Codeを動かす場所、承認モード、入力の扱い(学習と保存期間)の4つを書きます。顧客の情報システムの担当者が確認する項目がそろうため、社内の稟議に回しやすくなります。
導入の時点で構成と承認の手順を決めておくと、導入の後の運用を毎月の顧問契約として提案するときに、作業の範囲を説明しやすくなります。
AI受託の始め方はAI副業の始め方、独立の進め方はAIコンサルとして独立する方法の記事にあります。
COACH AIとは
COACH AIは、未経験・非エンジニアの方が、副業からAI受託・AIコンサル・AI顧問などのAI事業を立ち上げ、独立・事業化からM&Aまで目指せるよう、専属コーチがマンツーマンで伴走するスクールです。
プログラミング経験は不要で、ノーコードのツールから始められます。
Claudeを自分の作業に使うだけで、AIを仕事にする予定がない方は、この記事の内容で足ります。詳しくはCOACH AIのページをご覧ください。
まとめ
Claudeは、プラン・モデル・Claude Codeを動かす場所の3つを、作業と安全性に合わせて選びます。
- Claudeの使い方は、チャット・Claude Code・Claude APIの3つです。
- Claude CodeはPro(月22ドル・税込)以上のプランに含まれ、Max・Ultraは利用枠がProの5倍・10倍です。
- 最新のモデルは4つで、迷ったときの出発点はOpus 5.5です。
- Claude Codeを動かす場所は、自分のPC・Anthropicのクラウド・自社で用意したサーバーの3つです。
- 常時稼働させるなら、確認なしの実行は隔離した環境に限り、権限・鍵・承認の手順を公式の説明書に沿って決めます。
よくある質問
無料プランでClaude Codeは使えますか?
使えません。公式の料金ページでは、Claude CodeはPro以上のプランに含まれます。プランを契約せずに使う場合は、APIキーで使い、使った量だけAPIの料金を払います。
MaxとUltraの違いは何ですか?
月額はMaxが110ドル、Ultraが220ドルです(日本からの表示・消費税10%込み。税別はMaxが100ドル、Ultraが200ドル)。週の利用枠は、MaxがProの5倍、UltraがProの10倍です。Ultraには5時間ごとの上限がなく(本人確認済みのアカウント)、APIのクレジットはMaxが月100ドル、Ultraが月200ドルです。
APIとプランは、どちらが安いですか?
使う量で変わります。プランは利用枠の中なら月額が一定で、APIは使ったトークンの量に比例します。毎日長い時間使う作業はプラン、自社のサービスに組み込む使い方や使う量が少ない作業はAPIが合います。
Claude CodeをAWSのサーバーに置けば安全ですか?
サーバーを分けるだけでは安全になりません。公式の説明書には、どの隔離の方法でも、外への通信を許すとAIが読めるデータは漏れうると書かれています。最小の権限、秘密情報の管理サービス、受信のポートを開けない接続、人の承認の手順をそろえて使います。
DiscordとSlackのどちらからClaude Codeを動かすのがよいですか?
実行される場所が違います。Discordは公式のChannels(研究プレビュー)を使い、Claude Codeを起動したPCやサーバーで動きます。Slackの@Claudeは、Anthropicのクラウドセッションを始めます。手元や自社のサーバーの環境が要る作業はDiscord、クラウドで足りる作業はSlackが合います。
スマホからClaude Codeを操作できますか?
できます。自分のPCで動いているClaude Codeは、Remote ControlでスマホのClaudeアプリから操作できます。PCを使わない作業は、スマホのアプリからクラウドセッションを始められます。
この記事の料金・モデル・機能・規約は、2026年11月5日にAnthropicとAWSの公式ページで確認しました。研究プレビューの機能は内容が変わることがあり、料金とプランも変わることがあります。使う前に公式サイトで確認してください(更新日:2026年11月5日・監修:株式会社AITECH CEO 小森谷 祐太)。




