Railwayの料金と使い方 AIで開発したアプリを公開し、請求の上限とデータのバックアップを自分で設定できるようになる【2026年11月】

更新日:著者:AITECH編集局

監修:株式会社AITECH CEO

小森谷 祐太

監修:株式会社AITECH

AITECH編集局

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AIで開発したアプリをRailwayで公開するとき、月にいくらかかり、無料でどこまで使えるのかは分かりにくい点です。Railwayの料金は、月額の基本料金と、使った分だけ払う利用料の組み合わせです。

先に答えると、個人の小さなアプリは月5ドル(約790円)のHobbyプランから始められます。使った分が5ドルを超えると請求が増えるため、請求額の上限と、データのバックアップを最初に設定します。

この記事では、自分のアプリの月額を見積もり、請求の上限とデータの保存を自分で設定できるようになります。料金と仕様は2026年11月5日にRailwayの公式ページで確認しました。この記事は、AI事業の立ち上げを学ぶスクール「COACH AI」を運営する株式会社AITECHが書いています。

この記事の結論

  • 料金プラン:Freeは月0ドル、Hobbyは月5ドル(約790円)、Proは月20ドル。HobbyとProには月額と同じ金額分の利用料が含まれる
  • 料金の計算:月の請求額は、プランの月額と、メモリ・CPU・通信・保存容量の利用料の合計の、大きいほう
  • 請求の上限:通知メールの金額とアプリを止める上限の金額を別々に設定でき、上限に達するとアプリはすべて止まる
  • データの保存:データはVolumeに置き、毎日・毎週・毎月の自動バックアップを予約する。削除したVolumeは48時間以内なら戻せる
  • 止まったとき:状態ページ、上限と支払いのメール、デプロイのログ、直前の変更の順に確かめる

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Railwayとは

Railwayは、GitHubに置いたアプリのコードを読み込み、インターネット上で動く状態にするPaaSです。サーバーのOSの管理は、Railwayが行います。

Railwayとは。GitHubに置いたアプリのコードを読み込み、インターネット上で動く状態にするPaaS。1 GitHubにコードを置く、2 Railwayが読み込んで動かす、3 公開のURLで誰でも開ける。GitHubのコードを、サーバーの管理なしで公開できる
Railwayの公式サイトのトップページ。「Ship software peacefully」の見出しと「With the all-in-one intelligent cloud provider」の説明、Deployのボタンと新しいプロジェクトの画面
出典:Railway 公式サイト(https://railway.com/・2026年11月5日撮影)

PaaSとは、アプリを動かす環境までをまとめて借りるクラウドの型です。GitHubのコードを変更すると、Railwayが自動で読み込み直して公開し直します。この公開の作業をデプロイと呼びます。

Railwayでは、アプリとデータベースを1つのプロジェクトの中に並べて動かせます。AIで開発したアプリは、GitHubに置けばそのまま公開の対象にできます。ドメインやサーバーの全体像はドメイン・サーバー・DNSの違いの記事にあります。PaaSとIaaSの違いはIaaS・PaaS・SaaSの違い、公開までの全体の手順はWebアプリの公開方法の記事にあります。

アプリを動かす場所(リージョン)は、アメリカ西部・アメリカ東部・オランダ・シンガポールの4か所です。日本のリージョンはなく、日本から最も近いのはシンガポールです。出典はRailway「Regions」です(2026年11月5日確認)。

Railwayの料金プラン

Railwayの料金プランは、Free・Hobby・Pro・Enterpriseの4つです。Hobbyは月5ドル、Proは月20ドルで、どちらも同じ金額分の利用料が月額に含まれます。

Railwayの料金プラン。HobbyとProは、月額と同じ金額分の利用料が月額に含まれる。Freeは月額0ドルで1ドル分、Hobbyは月額5ドル(約790円)で5ドル分、Proは月額20ドル(約3,160円)で20ドル分。円は1ドル=158.21円(三菱UFJ銀行の公表仲値・2026年11月5日)で換算。個人の小さなアプリは、月5ドルのHobbyから始められる
項目FreeHobbyPro
月額0ドル5ドル
(約790円)
20ドル
(約3,160円)
月額に含まれる利用料1ドル分5ドル分20ドル分
データの保存容量0.5GB5GB50GB(1TBまで拡張可)
独自ドメインの数01サービスに2つ1サービスに20
ログの保存期間3日7日30日

月額に含まれる利用料は、翌月に繰り越せません。支払いはクレジットカードだけで、請求書での支払いはEnterpriseプランに限られます。円の額は、2026年11月5日の三菱UFJ銀行の公表仲値(1ドル=158.21円)で換算した目安です。実際の請求額は、カード会社の換算レートと手数料で変わります。

出典はRailway「Pricing」、Railway「Pricing Plans」、Railway「Volumes Reference」、為替は三菱UFJリサーチ&コンサルティング「本日の為替相場」です(2026年11月5日確認)。

Railwayの無料トライアルとFreeプラン

Railwayに新しく登録すると、30日間の無料トライアルが始まります。30日が過ぎるか5ドル分のクレジットを使い切ると、Freeプランに移ります。

項目無料トライアルFreeプラン
期間登録から30日期限なし
クレジット5ドル分(1回だけ)毎月1ドル分(繰り越しなし)
プロジェクトの数51
独自ドメイン1つ使えない

トライアルで作ったデータの保存領域は、クレジットの期限が切れてから30日後に削除されます。データを残すには、期限までにHobby以上に切り替えます。出典はRailway「Free Trial」とRailway「Pricing」です(2026年11月5日確認)。

RailwayのHobbyとProの選び方

Railwayは、Hobbyを個人のプロジェクト向け、Proを本番のアプリを公開する開発者とチーム向けとしています。公式のよくある質問では、商用のアプリを動かす場合はProを強く勧めています。

受託の場合、Railwayは、Proプランを作り、依頼主をワークスペースのメンバーに加える方法を案内しています。Hobbyのワークスペースは開発者1人用で、ワークスペースにメンバーを加えられるのはPro以上です。

自分の試作や社内の小さなツールはHobby、依頼主の売上に関わるアプリはProで見積もります。差は月15ドル(約2,370円)です。

Railwayの料金の計算方法

Railwayの月の請求額は、プランの月額と、その月に使った利用料のうち、大きいほうの金額です。

Railwayの料金の計算方法。月の請求額は、プランの月額と利用料の大きいほう。利用料はメモリ、CPU、通信、保存容量の合計。計算の例はHobby(月額5ドル)で、利用料3ドルなら請求5ドル、利用料7ドルなら請求7ドル。利用料が月額を超えた月だけ、超えた分だけ請求が増える

利用料は、メモリ・CPU・外向きの通信・データの保存容量の4つを、使った量だけ足して計算します。アプリを作り直す作業(ビルド)には料金がかかりません。

項目単価
メモリ1GBを1か月使って10ドル(約1,580円)
CPU1vCPUを1か月使って20ドル(約3,160円)
外向きの通信1GBあたり0.05ドル(約8円)
データの保存容量1GBを1か月保存して0.15ドル(約24円)

Hobbyで利用料が3ドルなら、請求は月額の5ドルだけです。利用料が7ドルなら、請求は7ドル(月額5ドル+超えた2ドル)です。出典はRailway「Pricing Plans」です(2026年11月5日確認)。

Railwayの料金が上がる場面

料金は、アプリが動いている時間と数に比例して増えます。

Railwayの利用料が増える主な場面

  • 常時起動:アクセスがない時間もアプリが動き続けると、その間のメモリとCPUに料金がかかる
  • サービスの数:アプリとデータベースを分けると、それぞれのメモリとCPUを足した額になる
  • 確認用の環境:GitHubの変更ごとに作られる確認用の環境(PR環境)も、動いている間は料金がかかる
  • 通信:データベースに公開のURLでつなぐと、外向きの通信として料金がかかる

データベースには、Railwayのプロジェクト内の専用の接続先(プライベートネットワーク)でつなぎます。Railwayは、この接続で不要な外向きの通信の料金を避けられると説明しています。出典はRailway「Pricing FAQs」とRailway「Cost Control」です(2026年11月5日確認)。

Railwayでの小さなアプリの月額の試算

次の表は、公式の単価に仮の使用量を当てはめた試算です。実際の使用量は、アプリの作りとアクセスの数で変わります。

項目アプリだけアプリ+データベース
メモリ(月の平均)0.3GB:3ドル0.6GB:6ドル
CPU(月の平均)0.05vCPU:1ドル0.1vCPU:2ドル
保存と通信1GB・5GB:0.4ドル1GB・5GB:0.4ドル
Hobbyの請求額5ドル(約790円)8.4ドル(約1,330円)

アプリだけなら利用料は4.4ドルで、月額の5ドルに収まります。データベースを足すと、メモリとCPUが2つ分になり、5ドルを超えます。Railwayは、トライアルかHobbyで1週間動かし、使用量の画面で月の見込み額を確かめる方法を勧めています。

Railwayの使い方

Railwayの使い方は、アカウントの作成から公開のURLの発行までの5つの手順です。

Railwayの使い方。アカウントの作成から公開のURLの発行までの5つの手順は、1 アカウントを作成する、2 GitHubと連携する、3 プロジェクトを作成する、4 APIキーを環境変数に登録する、5 公開のURLを発行する。APIキーは、コードではなく環境変数に入れる
  1. アカウントを作成するRailwayの公式サイトから、GitHubのアカウントなどで登録する
  2. GitHubと連携する公開したいアプリのリポジトリ(コードの保管場所)の読み取りを許可する
  3. プロジェクトを作成する新しいプロジェクトでリポジトリを選び、必要ならデータベースを追加する
  4. 環境変数を登録するAIのAPIキーやパスワードを、サービスの設定画面の変数の欄に入れる
  5. 公開のURLを発行するサービスの設定の公開ネットワークの欄で、URLの発行を選ぶ

環境変数とは、APIキーやパスワードを、コードとは別に保存しておく設定の欄です。キーをコードに直接書くと、GitHubに公開されて漏れる原因になります。

GitHubのアカウントを連携して確認が取れると、トライアルで外部との通信を制限なく使えます。確認が取れない場合は、外向きの通信と使えるポートが制限されます。出典はRailway「Free Trial」とRailway「Working with Domains」です(2026年11月5日確認)。

Railwayでの独自ドメインの設定

独自ドメインは、サービスの設定画面で追加し、表示される2件の設定をドメインのDNSに登録します。1件はドメインの行き先を示すCNAME、もう1件は所有を確かめるTXTです。

CNAMEだけを登録しても、TXTがないとドメインは確認されず、アクセスすると404のエラーになります。DNSの変更が世界中に行き渡るまで、最大72時間かかります。DNSをCloudflareで管理する手順はCloudflareの無料プランでできることの記事にあります。

独自ドメインはFreeプランでは使えず、Hobbyでも1サービスに2つまでです。「example.com」と「www.example.com」は別の2つとして数えます。

Railwayで請求額の上限を決める設定

Railwayでは、ワークスペースの使用量の画面で、通知メールを送る金額と、アプリを止める上限の金額を別々に設定できます。

Railwayで請求額の上限を決める設定。通知メールの金額と、アプリを止める上限の金額を別々に設定できる。通知メールは、達するとメールが届きアプリは動き続ける。上限は、達するとメールが届きアプリはすべて止まる。上限を設定すると、上限の75%・90%・100%でメールが届く。上限は、アプリが止まってよいかを決めてから設定する

Railwayの使用量の上限と通知メール

  1. 使用量の画面を開くワークスペースの設定から、使用量(Usage)の画面を開く
  2. 上限の設定を開く「Set Usage Limits」を選ぶ
  3. 通知メールの金額を入れるメールを受け取りたい利用料の金額を入れる
  4. 上限の金額を入れるアプリを止めてよい利用料の金額を入れて保存する

通知メール(ソフトリミット)は、利用料が設定した金額に達したときにメールを送る設定です。アプリは止まりません。上限(ハードリミット)は、利用料が設定した金額に達したときに、ワークスペースのアプリをすべて止める設定です。

上限を設定すると、利用料が上限の75%・90%・100%に達したときにメールが届きます。上限に達するとアプリはすべて止まるため、依頼主のアプリでは、止まってよいかを依頼主と決めてから上限を設定します。

RailwayのAIエージェントの利用料は、アプリとは別の上限で管理され、Hobbyでは初めから月5ドルが上限です。出典はRailway「Cost Control」です(2026年11月5日確認)。

Railwayで使っていないサービスのスリープ

Serverless(旧名 App Sleeping)は、使われていないサービスを自動で止め、利用料を減らす設定です。サービスから外向きの通信が5分以上ないと止まり、実際には5〜10分で止まります。

止まったサービスは、次のアクセスで起動します。最初のアクセスは表示が遅れ、502のエラーになる場合があります。データベースへの接続を開いたままにするアプリは、止まらないことがあります。出典はRailway「Serverless」です(2026年11月5日確認)。

社内の人が営業時間だけ使うツールは、スリープでメモリとCPUの料金を減らせます。お客様が使うアプリは、表示の遅れが出るためスリープを使いません。

Railwayでデータを消さない設定

Railwayでデータを残すには、データの保存領域(Volume)をサービスに付け、自動のバックアップを設定します。

Railwayでデータを消さない設定。データの保存領域(Volume)に自動のバックアップを予約する。毎日の予約は24時間ごとに取り6日残す、毎週は7日ごとに取り27日残す、毎月は30日ごとに取り89日残す。削除したVolumeは、48時間以内ならメールのリンクから戻せる。毎月の予約を加えると、最大89日前のデータに戻せる

Volumeの追加

Volumeとは、アプリのデータを、作り直しのあとも残しておく保存領域です。Railwayの公式ドキュメントは、Volumeを「永続的なデータを保存するもの」と説明しています。保存したいファイルやデータベースは、Volumeの中に置きます。

Volumeは1つのサービスに1つだけ付けられます。Volumeを付けたサービスは、作り直すときに短い時間止まります。出典はRailway「Using Volumes」とRailway「Volumes Reference」です(2026年11月5日確認)。

Volumeの自動バックアップ

バックアップは、サービスの設定のバックアップの欄で、毎日・毎週・毎月から選んで予約できます。複数を同時に選ぶこともできます。

予約取る間隔残す期間
毎日24時間ごと6日
毎週7日ごと27日
毎月30日ごと89日

バックアップは、同じプロジェクトの同じ環境にしか戻せません。Volumeの中身を消去すると、バックアップもすべて消えます。バックアップの容量にはVolumeと同じ単価で料金がかかります。出典はRailway「Backups」です(2026年11月5日確認)。

削除したVolumeの復元期限

削除したVolumeは、48時間以内なら、メールで届く復元のリンクから戻せます。48時間を過ぎると、元に戻せません。

有料プランを解約した場合、Volumeのデータは、Hobbyは解約から60日後、Proは90日後に削除されます。Freeとトライアルは、期限切れから30日後です。出典はRailway「Volumes Reference」とRailway「Pricing Plans」です(2026年11月5日確認)。

Railwayのバックアップは同じプロジェクトにしか戻せません。依頼主のデータは、月に1回、Railwayの外にも書き出して保管すると、プロジェクトごと失う事態に備えられます。

Railwayが止まったときの確認

Railwayのアプリが開けないときは、状態ページ、上限と支払いのメール、デプロイのログ、直前の変更の順に確かめます。

Railwayが止まったときの確認。アプリが開けないときに確かめる4つの順番は、1 Railwayの状態ページ、2 上限と支払いのメール、3 デプロイのログ、4 直前の変更を戻す。状態ページはstatus.railway.com。最初に、Railway側の障害かを状態ページで切り分ける
  1. 状態ページを見るstatus.railway.com で、Railway側の障害が出ていないかを確かめる
  2. メールを確かめる使用量の上限への到達や、支払いの失敗のメールが届いていないかを見る
  3. デプロイのログを見るサービスの画面で、直近のデプロイが失敗していないかを確かめる
  4. 直前の変更を戻す直前のデプロイが原因なら、1つ前のデプロイに戻す

Railwayは、上限への到達・トライアルのクレジット切れ・支払いの失敗・未払いの請求のどれかでアプリを止めます。原因を30日以内に解消すると、アプリは自動で動き直します。どの理由で止まっても、Volumeは削除されません。出典はRailway StatusとRailway「Pricing FAQs」です(2026年11月5日確認)。

Railwayの2026年の主な障害と事故

2026年にRailwayが公式ブログと状態ページで公表した、利用者に影響のある主な障害と事故は次のとおりです。時刻は協定世界時です。

日付内容利用者がやること
5月19〜20日Google CloudがRailwayのアカウントを停止し、約8時間、全リージョンのアプリに届かなくなった状態ページで復旧を確かめる
7月2日アメリカのリージョン間の通信で、応答の遅れと接続の不良(約4時間)。アメリカ東部の一部では約2時間、ディスクと内部の通信にも不良アメリカのリージョンのアプリの動作を確かめる
9月30日独自ドメインと up.railway.app のURLが、全リージョンで約5分404のエラー。データの損失はなし特になし
10月20〜22日内部のシステムへの不正アクセス。一部の利用者の暗号化された環境変数が流出し、その一部は復号された10月21日より前に登録した人は、Railwayに保存したキーをすべて入れ替える
11月4日〜第三者がRailwayのIPアドレスを偽って通信を送り、一部のネットワークがRailwayへの接続を遮断。Railwayは10月の事故との関係は見つかっていないとしている(11月5日の確認時点で対応中・復旧の見込みは未公表)別の回線で開けるかを確かめ、遮断している回線の管理者に見直しを依頼する

10月の事故のあと、Railwayは3つの対応を勧めています。データベースの公開の接続を外すこと、キーの入れ替え、GitHubのアクセスの記録の確認です。事故の詳しい経緯はAIツール・開発基盤の不正アクセス事例、APIキーの管理はAI駆動開発のセキュリティの記事にあります。出典は11月4日からの障害の状態ページ、5月19日の報告、7月2日の報告、9月30日の報告、10月の事故の報告(速報)です(2026年11月5日確認)。

Railwayが向いている人・向かない人

Railwayは、AIで開発したアプリとデータベースを、サーバーの管理なしで月数ドルから動かしたい人に向いています。

Railwayが向いている人・向かない人。向いているのは、データベースを使うWebアプリ、GitHubから自動で公開したい、月数ドルから始めたい人。向かないのは、日本国内にデータを置く必要がある、請求書払いが必要、円の定額で払いたい人。データベースを使うアプリを、月数ドルから動かせる

Railwayが合うかの判断の目安

  • 向いている:データベースを使うWebアプリや社内ツールを、GitHubから自動で公開したい
  • 向いている:月額を数ドルから始め、使った分だけ払う形で問題ない
  • 向かない:日本国内のサーバーにデータを置く必要がある(日本のリージョンはない)
  • 向かない:請求書払いや円の定額払いが必要(支払いはクレジットカードのみ)

ページの表示が中心のサイトや、円の定額で払いたい場合は、ほかのPaaSや国内のレンタルサーバーも候補になります。サービスごとの比較はドメイン・サーバー・DNSの違い、定額のサーバーを使う場合はAWSの個人利用の料金の記事にあります。

COACH AIとは

COACH AIは、未経験・非エンジニアの方が、副業からAI受託・AIコンサル・AI顧問などのAI事業を立ち上げ、独立・事業化からM&Aまで目指せるよう、専属コーチがマンツーマンで伴走するスクールです。

プログラミング経験は不要で、ノーコードのツールから始められます。

AIで開発したアプリを依頼主に納品する仕事では、公開の手順に加えて、月額の見積もり、請求の上限、データのバックアップを依頼主に説明します。自分のアプリをRailwayで公開したいだけで、AIを仕事にする予定がない方は、この記事の内容で足ります。詳しくはCOACH AIのページをご覧ください。

まとめ

Railwayの料金の仕組みと設定を知ると、AIで開発したアプリの月額を見積もり、請求とデータの事故を防いだうえで公開できます。

Railwayの料金と設定の要点。AIで開発したアプリを公開する前に決める3つのことは、1 月額を見積もる、2 通知と上限を設定する、3 バックアップを予約する。公開の前に、上限とバックアップを設定する
  • Railwayは、GitHubのコードを読み込んで公開するPaaSで、日本から最も近いリージョンはシンガポールです。
  • Hobbyは月5ドル(約790円)で、5ドル分の利用料が含まれます。超えた分は使った量だけ請求されます。
  • 請求は、メモリ・CPU・外向きの通信・保存容量の合計と月額の、大きいほうです。
  • 通知メールと上限を設定し、上限に達するとアプリが止まることを依頼主と共有します。
  • データはVolumeに置き、自動のバックアップを設定します。削除したVolumeは48時間以内なら戻せます。

ドメインの設定はCloudflareの無料プランでできることの記事にあります。AWSで定額のサーバーを使う場合はAWSの個人利用の料金、自分のサーバーで業務の自動化ツールを動かす例はn8nのセルフホストの記事にあります。

よくある質問

Railwayは無料で使い続けられますか?

使い続けられます。トライアルの終了後はFreeプランになり、毎月1ドル分のクレジットで小さなアプリを動かせます。ただし、Freeは独自ドメインが使えず、プロジェクトも1つまでのため、依頼主に納品するアプリにはHobby以上を使います。

使用量の上限に達すると、アプリはどうなりますか?

上限(ハードリミット)に達すると、ワークスペースのアプリはすべて止まります。上限を上げるか外すと、Railwayがアプリを自動で動かし直します。データの保存領域(Volume)は削除されません。

日本から使うと、表示は遅くなりますか?

Railwayには日本のリージョンがないため、日本の利用者が多いアプリは、最も近いシンガポールのリージョンを選びます。表示の速さは、アプリの作りと通信の量によって変わります。

依頼主のアプリは、どちらの名義で契約しますか?

Railwayは、受託の場合、Proプランを作って依頼主をワークスペースに加える方法を案内しています。支払いと名義を依頼主にするか、受託側にして費用を請求するかは、契約の前に依頼主と決めます。

2026年10月の事故のあと、何をすればよいですか?

2026年10月21日より前にRailwayに登録した人は、環境変数に保存したAIのAPIキーやパスワードを、すべて新しいものに入れ替えます。あわせて、各AIサービスの利用量の画面で、身に覚えのない利用がないかを確かめます。

この記事の料金と仕様は、2026年11月5日にRailwayの公式ページで確認しました。料金とプランは変わることがあります。契約の前に公式サイトで確認してください(更新日:2026年11月5日・監修:株式会社AITECH CEO 小森谷 祐太)。

この記事の監修者

株式会社AITECH CEO

小森谷 祐太

新卒でSEとしてキャリアをスタート。エンジニア育成スクール「COACH TECH」の認定講師を務める。2025年に株式会社AITECHを創業し、CEOに就任。法人向けAI研修、AIエージェント開発、業務自動化支援を行う。AIコンサルタント養成スクール「COACH AI」を運営。

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AIエージェントの構築・業務自動化の支援、法人向けAI研修、AIコンサルタント養成スクール「COACH AI」の運営を行う株式会社AITECHの編集局。

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