RPAとAIエージェントの違いと使い分け 業務自動化の方法の選び方と費用【2026年11月】

更新日:著者:AITECH編集局

監修:株式会社AITECH CEO

小森谷 祐太

監修:株式会社AITECH

AITECH編集局

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RPAとAIエージェントは何が違い、自分の業務にはどちらを使えばよいのか。MM総研の調査では、年商50億円未満の中小企業のRPAの導入率は15%です。RPAをまだ検討していない企業は62%でした(2024年3月時点)。

形式が毎回同じ定型業務はRPA、形式がばらばらで判断が要る業務はAIエージェントが向きます。サービス同士をAPIでつなぐ業務には、n8nやZapierなどのワークフロー自動化ツールも選べます。

この記事では、自分の業務を3つの方法のどれで自動化するかと、各方法の費用の目安が分かります(2026年11月5日に各社の公式ページで確認)。

この記事の結論

  • 違い:RPAは人が決めた手順をそのまま繰り返し、AIエージェントは目的を受け取って手順を自分で組み立てる。形式が同じ業務はRPA、形式がばらばらで判断が要る業務はAIエージェントが向く
  • 3つの方法:動かし方で、RPA(決めた手順で画面を操作)・ワークフロー自動化ツール(APIでデータを受け渡す)・画面を操作するAIエージェント(画面を見て判断しながら操作)に分かれる。相手のシステムにAPIがあるかで最初の候補が決まる
  • 費用:Power Automate for desktop(Windows 10・11)、ZapierのFree、ChatGPT Workなど、3つの方法とも無料の範囲から試せる。WinActorのフル機能版は年1,098,680円(税込)
  • 置き換えの判断:止まる頻度・形式のばらつき・判断の有無・直せる人の4点で判断する。毎回同じ結果が必要で止まらずに動いているRPAは残す
  • 受託の仕事:年商50億円未満の中小企業のRPAの導入率は15%。業務ごとに方法を選び、構築と月額の保守を請け負う仕事がある

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RPAとAIエージェントの違い

RPAは人が決めた手順をそのまま繰り返し、AIエージェントは目的を受け取って手順を自分で組み立てます。この違いから、画面や書類の形式が変わったときの動き方と、結果の安定性が変わります。

RPAとAIエージェントの違い。RPAは人が決めた手順をそのまま繰り返し、AIエージェントは目的から手順を組み立てる。RPA:動かし方は記録・設定した手順を再生する、画面が変わると止まりやすい、結果は毎回同じ。AIエージェント:目的を受け取り手順をAIが決める、画面が変わると画面を見て操作を変える、結果は毎回変わることがある。形式が同じ業務はRPA、ばらばらの業務はAIエージェント

RPAとは

RPA(Robotic Process Automation)とは、パソコンで人が行う定型の操作を、ソフトウェアのロボットに代行させる仕組みです。MM総研は、RPAを「主にデスクワークなどで発生する定型作業を、ソフトウエア型ロボットが代行・自動化する技術」と説明しています(MM総研「RPA国内利活用動向調査2024」)。定型業務とは、毎回同じ手順・同じ形式で行う業務です。

代表的な製品は、WinActor(NTTアドバンステクノロジ)、UiPath、Power Automate for desktop(Microsoft)です。Power Automate for desktopでは、操作を記録して後で実行するか、用意された操作の部品を並べて手順を作ります。出典はMicrosoft Learn「デスクトップ フローの概要」です(2026年11月5日確認)。

AIエージェントとは

AIエージェントとは、AIが目的に合わせて使う道具を自分で選び、結果を見ながら作業を進める仕組みです。例えば「この請求書の内容を会計ソフトに入力して」と頼むと、AIが書類を読み、入力する欄を判断して画面を操作します。種類と作り方はAIエージェントの作り方の記事にあります。

RPAとAIエージェントの比較表

RPAとAIエージェントは、動かし方・得意な業務・画面が変わったときの動き・結果のばらつき・費用の形で違います。

観点RPAAIエージェント
動かし方記録・設定した手順を再生する目的を言葉で伝えると、手順をAIが決める
得意な業務形式が毎回同じ転記・集計形式がばらばらの書類の読み取り、判断が要る作業
画面が変わったとき止まりやすく、手順の設定を直す画面を見て操作を変える。直すときは言葉で指示する
結果のばらつき同じ入力なら毎回同じ同じ指示でも結果が変わることがある
費用の形年額・月額のライセンス月額の定額プランか、AIの利用量

毎回同じ結果を出す必要がある業務はRPA、書類や画面の形式が毎回違う業務はAIエージェントが向きます。会社全体でどちらか1つに決めるのではなく、業務ごとに選びます。

業務自動化の3つの方法

業務自動化の方法は、動かし方の違いで、RPA・ワークフロー自動化ツール・画面を操作するAIエージェントの3つに分かれます。RPAは決めた手順で画面を操作し、ワークフロー自動化ツールはAPIでデータを受け渡します。画面を操作するAIエージェントは、画面を見て判断しながら操作します。

業務自動化の3つの方法。業務自動化の方法は、動かし方で3つに分かれる。RPA(WinActor・UiPath・Power Automate)は決めた手順で画面を操作し、APIのないシステムへの入力に向く。ワークフロー自動化ツール(n8n・Zapier)はAPIでデータを受け渡し、APIのあるサービスの連携に向く。画面を操作するAIエージェント(Claude・ChatGPT)は画面を見て判断し操作し、形式が毎回違う作業に向く。相手のシステムにAPIがあるかどうかで、最初の候補が決まる

APIとは、サービス同士がデータをやり取りするための窓口です。相手のサービスにAPIがあれば、画面を操作せずにデータを受け渡せます。業務で使うシステムにAPIがあるかどうかで、最初に検討する方法が決まります。

  • RPA
  • ワークフロー自動化ツール
  • 画面を操作するAIエージェント

RPA

RPAは、パソコンの画面でのクリックや入力を記録・設定し、同じ操作を繰り返します。APIのない社内システムや古い業務ソフトにも使えます。Power Automate for desktopは、Windows 10・11で追加費用なしで使えます(条件は次の章の費用の表)。

ワークフロー自動化ツール

ワークフロー自動化ツールとは、メール・表計算・チャットなどのサービスをAPIでつなぎ、決めた順番どおりにデータを流すツールです。n8n・Zapier・Make、Power Automateのクラウドフローがこれに当たります。

途中にAIの処理を入れることもできます。n8nは、すべての有料プランにAIエージェントの機能(Agents)を含めています(n8n「Pricing」・2026年11月5日確認)。使い方はn8nの使い方、ほかのツールとの比較はn8nとDifyの違いの記事にあります。

画面を操作するAIエージェント

画面を操作するAIエージェントは、ブラウザやパソコンの画面を見て、人と同じようにクリックや入力を行います。RPAと同じ「画面の操作」を、手順の設定ではなく言葉の指示で行う点が違います。

代表的なサービスは、AnthropicのClaude in ChromeとOpenAIのChatGPT Workです。

サービス画面の操作でできること使えるプラン
Claudeの公式アイコンClaude in ChromeAnthropicChromeの拡張機能。サイトを読み、クリックし、ページを移動する。人が操作した手順を記録すると、同じ手順を繰り返す(従来のサイドパネルのみ)有料プラン(Pro・Max・Ultra・Team・Enterprise)
ChatGPTの公式アイコンChatGPT WorkOpenAIWeb版とデスクトップアプリで、ブラウザでWebサイトを開いて操作する。パソコンのアプリの操作(Computer Use)は提供地域が限られるWeb版のブラウザ操作はPlus・Pro・Business・Enterprise。ChatGPT Work自体はFree・Goにも含まれる

出典はClaude ヘルプセンター「Get started with Claude in Chrome」、ChatGPTの「Browser」・「Computer Use」・「Pricing」です(2026年11月5日確認)。ChatGPT Workの始め方はChatGPT Workの使い方の記事にあります。

RPA・ワークフロー自動化ツール・AIエージェントの費用

3つの方法とも無料の範囲から試せます。一方で、RPAの有料製品には年額100万円を超えるものもあります。

RPA・ワークフロー自動化ツール・AIエージェントの費用。3つの方法とも無料の範囲から試せる。RPAの有料製品には年額100万円を超えるものもある。RPA:無料はPower Automate for desktop(Windows 10・11で追加費用なし)、有料はWinActor 年1,098,680円(税込)。ワークフロー自動化ツール:無料はZapier Free(月100タスクまで)、有料はn8n Starter 月20ユーロ(年払い)。AIエージェント:無料はChatGPT Work(無料プランに含まれる)、有料はClaude Pro 月20ドル。3つの方法とも、無料の範囲で試してから有料に進める

次の表は、各社の公式の料金ページに2026年11月5日時点で掲載されていた料金です。

方法・サービス料金条件
WinActorの公式アイコンWinActorRPA・ノードロック フル機能版年1,098,680円(税込)メーカー希望小売価格。実行だけの版は年300,080円(税込)
UiPathの公式アイコンUiPathRPA・ベーシック月25ドルから個人・小規模なチーム向け
Power Automateの公式アイコンPower Automate for desktopRPA追加費用なしWindows 10・11。人が操作しているパソコンで動かす。共有はできない
Power Automateの公式アイコンPower Automate PremiumRPA・ワークフロー月2,248円/ユーザー(税抜・年払い)クラウドフローとデスクトップフローをまとめて使う
n8nの公式アイコンn8nワークフロー・Starter月20ユーロ(年払い)月2,500回の実行。Proは月50ユーロで1万回
n8nの公式アイコンn8nワークフロー・Community Edition0円自分のサーバーで動かす。サーバーの費用は別
Zapierの公式アイコンZapierワークフロー・Free0ドル月100タスク、2ステップまで。Professionalは月19.99ドルから
Claudeの公式アイコンClaudeAIエージェント・Pro月20ドル(月払い)Claude in Chromeは有料プラン(Pro・Max・Ultra・Team・Enterprise)で使える
ChatGPTの公式アイコンChatGPTAIエージェント・Free/Plus0ドル/月20ドルChatGPT WorkはFreeにも含まれる(デスクトップアプリで順次提供)。Web版のブラウザ操作はPlus以上

ドル・ユーロの料金は、為替と消費税で円の支払額が変わります。料金は変わることがあるため、契約の前に各社の公式ページで確認してください。n8nの料金の詳細はn8nの料金、自分のサーバーで動かす方法はn8nのセルフホストの記事にあります。

費用は導入時だけでなく、動かし続ける費用も見ます。総務省の令和7年度の調査では、RPAを導入した自治体の導入費用は「0円」の回答が最も多くなっています。一方、年間の運用費用は「100万円〜250万円未満」が最も多い回答でした(令和7年10月31日時点)。導入費用には、ソフトウェアのほかに設定費・研修費・業務委託費などを含みます。

最初は無料の範囲で1つの業務を自動化し、削減できた時間を測ってから有料プランに進みます。RPAの年額ライセンスは、効果を測ってから比べても遅くありません。

業務別の向き・不向き

形式が毎回同じで判断の要らない業務はRPA、形式がばらばらで判断が要る業務はAIエージェントが向きます。APIのあるサービス同士の受け渡しには、ワークフロー自動化ツールが向きます。

業務別の向き・不向き。RPAが向く業務:同じ形式のExcelから社内システムへの転記、APIのない業務ソフトへの定型の入力、毎回同じ結果が要る集計。AIエージェントが向く業務:取引先ごとに形式が違う請求書の読み取り、問い合わせメールの返信の下書き、サイトごとに画面が違う調べもの。形式が毎回同じかどうかで、RPAとAIエージェントを分ける
業務の例向く方法理由
同じ形式のExcelから社内システムへの転記RPA手順が毎回同じで、相手のシステムにAPIがない
問い合わせフォームの内容を顧客管理表とチャットに送るワークフロー自動化ツール各サービスにAPIがある
取引先ごとに形式が違う請求書の読み取りと入力AIエージェント書類の形式が毎回違う
問い合わせメールの返信の下書きAIエージェント内容に合わせた判断が要る
複数のWebサイトでの調べものと一覧表の作成AIエージェントサイトごとに画面の作りが違う

RPAが向く業務

RPAが向くのは、手順と形式が毎回同じで、相手のシステムにAPIがない業務です。件数が多く、毎回同じ結果を出す必要がある転記や集計では、AIエージェントより結果が安定します。画面の変更が少ない社内システムほど、RPAが止まる回数も少なくなります。

AIエージェントが向く業務

AIエージェントが向くのは、書類・画面・内容が毎回違い、読み取りや判断が要る業務です。RPAでは、形式の違いごとに手順を作り分ける必要があります。AIエージェントは、画面や書類を読んで操作を変えます。

AI事業の立ち上げを学ぶスクール「COACH AI」(運営:株式会社AITECH)には、受講生から業務自動化の相談が寄せられます。例えば、APIのない販売サイトへの商品の出品作業です。コーチは、決まった時刻に処理を始める設定と、AIのブラウザ操作による出品を組み合わせる方法を示しました。

サイトごとに問い合わせフォームの場所や項目が違う作業の相談もありました。コーチは、手順を固定するn8nより、ページを見て判断できるAIエージェントが向くと回答しています。

RPAとAIエージェントの組み合わせ

1つの業務の中で、3つの方法を組み合わせることもできます。例えば、n8nで受け取った請求書のファイルをAIに読み取らせ、決まった形式に整えます。そのうえで、APIのない会計ソフトへの入力だけをRPAで行います。

AI-OCRとは、AIで紙やPDFの文字を読み取り、データにする技術です。総務省の令和7年度の調査には、人口3.9万人の自治体の例があります。税の収納の消込作業にAI-OCRを使い、作業時間を年間1,200時間(60%)減らしました。出典は総務省「自治体におけるAI・RPA活用促進(令和7年度)」です(2026年11月5日確認)。

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RPAからAIエージェントへの置き換えの判断基準

今あるRPAをAIエージェントに置き換えるかは、止まる頻度・形式のばらつき・判断の有無・直せる人の4点で判断します。

RPAからAIエージェントへの置き換えの判断基準。止まる頻度:画面の変更などで毎月のように止まる。形式:書類や画面の形式が取引先ごとに違う。判断:途中で人が内容を見て判断する手順がある。直せる人:RPAを作った担当者がいなくなった。毎回同じ結果が必要で止まらずに動いているRPAは残す。当てはまる項目が多いRPAからAIエージェントに置き換える

RPAをAIエージェントに置き換える目安

  • 止まる頻度:画面の変更などで、RPAが毎月のように止まっている
  • 形式:書類や画面の形式が、取引先ごと・月ごとに違う
  • 判断:途中で人が内容を見て判断している手順がある
  • 直せる人:RPAを作った担当者が異動・退職し、直せる人がいない

当てはまる項目が多いRPAから、AIエージェントへの置き換えを試します。毎回同じ結果が必要で、止まらずに動いているRPAは、置き換える理由がありません。年額のライセンスを更新する前に4点を確かめると、更新するか置き換えるかを決めやすくなります。

AIエージェントに置き換えるときの注意点

AIエージェントは、同じ指示でも結果が変わることがあります。金額や個人情報を扱う業務では、AIの処理のあとに人が結果を確かめる手順を残します。

Webサイトを操作させるときは、相手のサイトの利用規約を守ります。COACH AIのコーチは、Webサイトから情報を集める作業について、次の3点を助言しています。アクセスを1秒に1回程度までに抑えること、利用規約で情報の収集が禁止されていないかを確かめること、営業の連絡を断っている会社にはフォームから送らないことです。OpenAIも、Webページの内容を信頼できない情報として扱うよう案内しています。ブラウザの操作を任せるときは、機密情報を渡す前や操作を許可する前に、サイトと操作の内容を確認します(ChatGPT「Browser」・2026年11月5日確認)。

業務自動化の受託の仕事

RPAを導入していない中小企業は多く、業務ごとに自動化の方法を選び、構築と保守を請け負う仕事があります。

業務自動化の受託の流れ。中小企業の業務を棚卸しし、業務ごとに方法を選んで、構築と保守を引き受ける。1 顧客の業務を棚卸しする、2 業務ごとに自動化の方法を選ぶ、3 1つの業務で構築して効果を測る、4 画面の変更に月額の保守で対応する。受託する人の役割は、業務ごとに方法を選び分けること

中小企業と自治体のRPAの導入状況

中小企業のRPAの導入率は15%で、都道府県・指定都市の導入率は98〜100%です。次の表は、MM総研(企業1,599社のWebアンケート)と総務省(全1,788団体が回答)の調査の数字です。

調査(時点)対象RPAの導入率
MM総研(2024年3月)年商50億円未満の中小企業15%
総務省(2025年10月31日)都道府県98%
総務省(2025年10月31日)指定都市100%
総務省(2025年10月31日)その他の市区町村44%

MM総研の調査では、RPAを利用しない中小企業の主な理由は2つです。「どういうことができるかわからない」が28%、「効果を期待できない/費用対効果がわからない」が27%でした(複数回答)。同じ調査で、生成AIとRPAを組み合わせて使っているRPAの利用者は31%でした。出典はMM総研「RPA国内利活用動向調査2024」(2024年7月24日公表)です。

総務省の令和7年度の調査では、その他の市区町村のRPAの課題として「導入効果が不明」「何から取り組めばいいのか不明」が挙がっています。出典は総務省「地方自治体におけるAI・RPAの実証実験・導入状況等調査」(2026年4月24日公表)です(いずれも2026年11月5日確認)。

業務自動化の受託の流れ

業務自動化の受託は、業務の棚卸しから月額の保守までの4つの手順で進めます。

  1. 業務を棚卸しする顧客の業務を、手順・件数・使っているシステムで一覧にします
  2. 方法を選ぶ業務ごとに、RPA・ワークフロー自動化ツール・AIエージェントから選びます
  3. 構築して効果を測る1つの業務で動かし、削減できた時間を測ります
  4. 月額で保守する画面の変更への対応と、結果の確認の手順を引き受けます

中小企業がAIの導入を外部に頼むときの費用はAIコンサルを中小企業が頼むにはの記事にあります。受託で独立する手順はAIコンサルとして独立する方法の記事にあります。

中小企業がRPAを使わない理由の上位は「何ができるか」と「費用対効果」が分からないことです。業務ごとの方法と費用の目安を示す提案は、この2つへの答えになります。

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COACH AIは、未経験・非エンジニアの方が、副業からAI受託・AIコンサル・AI顧問などのAI事業を立ち上げ、独立・事業化からM&Aまで目指せるよう、専属コーチがマンツーマンで伴走するスクールです。

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まとめ

RPAとAIエージェントは、業務の形式と判断の有無で使い分けます。

RPAとAIエージェントの選び方の要点。業務の形式とAPIの有無を確かめてから、無料の範囲で1つの業務を試す。1 業務の形式と判断の有無を確かめる、2 相手のシステムのAPIの有無を確かめる、3 無料の範囲で1つの業務を試す。業務自動化の方法は、業務ごとに選ぶ
  • RPAは人が決めた手順をそのまま繰り返し、AIエージェントは目的を受け取って手順を自分で組み立てます。
  • 業務自動化の方法は、動かし方の違いで、RPA・ワークフロー自動化ツール・画面を操作するAIエージェントの3つに分かれます。
  • Power Automate for desktop・ZapierのFree・ChatGPT Workなど、3つの方法とも無料の範囲から試せます。WinActorのフル機能版は年1,098,680円(税込)です。
  • 今あるRPAは、止まる頻度・形式のばらつき・判断の有無・直せる人の4点で、置き換えるかを判断します。
  • 年商50億円未満の中小企業のRPAの導入率は15%で、業務ごとに方法を選んで構築・保守する受託の仕事があります。

よくある質問

RPAはもう古い技術ですか?

APIのないシステムへの定型の入力では、今も使われています。総務省の令和7年度の調査では、都道府県の98%、指定都市の100%がRPAを導入済みです(2025年10月31日時点)。形式がばらばらの業務や判断が要る業務は、AIエージェントへの置き換えを検討します。

RPAとAIエージェントは組み合わせて使えますか?

使えます。AIエージェントやAI-OCRで書類を読み取って形式を整え、APIのないシステムへの入力だけをRPAで行う形があります。MM総研の調査では、RPAの利用者の31%が生成AIとRPAを組み合わせて使っています(2024年3月時点)。

無料で始められる業務自動化の方法はどれですか?

Windows 10・11ではPower Automate for desktopを追加費用なしで使えます。ZapierのFreeは月100タスクまで0ドル、n8nのCommunity Editionは自分のサーバーで0円で使えます。ChatGPT WorkはChatGPTのFreeプランにも含まれます(2026年11月5日確認)。

プログラミングの経験がなくても作れますか?

作れます。RPAは操作の記録と部品の並べ替え、n8nやZapierは画面上で部品をつなぐ操作、AIエージェントは言葉の指示で作ります。プログラミングが必要になるのは、ツールに無い処理を足すときです。

ExcelのマクロとRPAの違いは何ですか?

Excelのマクロ(VBA)は、主にExcelなどのOffice製品の中の操作を自動化します。RPAは、Excel以外の業務ソフトやWebサイトもまたいで、パソコンの画面の操作を自動化します。

AI-OCRとは何ですか?

AI-OCRとは、AIで紙やPDFの文字を読み取り、データにする技術です。読み取ったデータをRPAやワークフロー自動化ツールに渡し、システムへの入力までを自動化する使い方があります。

この記事の料金・機能は、2026年11月5日に各社の公式ページで確認しました。調査の数字は、MM総研(2024年3月時点)と総務省(2025年10月31日時点)の公表資料によります。料金と機能は変わることがあるため、最新の情報は各社の公式サイトで確認してください。更新日:2026年11月5日・監修:株式会社AITECH CEO 小森谷 祐太。

この記事の監修者

株式会社AITECH CEO

小森谷 祐太

新卒でSEとしてキャリアをスタート。エンジニア育成スクール「COACH TECH」の認定講師を務める。2025年に株式会社AITECHを創業し、CEOに就任。法人向けAI研修、AIエージェント開発、業務自動化支援を行う。AIコンサルタント養成スクール「COACH AI」を運営。

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AIエージェントの構築・業務自動化の支援、法人向けAI研修、AIコンサルタント養成スクール「COACH AI」の運営を行う株式会社AITECHの編集局。

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